どうやら、ハッキリしたようです。
この世には離乳食を食べる赤ちゃんと食べない赤ちゃんがいて、
我が家の次女いくらちゃんは食べない方の子供だと言うことが…!!!
離乳食開始から1歳になるまでずっと約半年、『少食』という言葉で気をまぎらわしてきたけれど遂に認めます。
本当に食べない子です。
みなさんのお子さんはどうですか?
きっと、この記事タイトルを見てこの記事を読んでくれているという事は『食べない』子なんですよね、仲間です…。
あの子達って
まず椅子に座らなくないですか?
離乳食をおもちゃだと思って床とか髪の毛に塗ったり、
口を開けたからご飯をスプーンですくって口に入れたら何故か全く減っていないし
そもそもスプーンを差し込むお口のスペースを開けてくれない時がほとんどだし
お て あ げ
ですよね…。
最初に結論を書くと、
食べない子は食べないんです。
それはもう何年も前から語り継がれてきている事なので事実なのでしょう。
でも、『食べないから』って割り切って離乳食を全く用意しないママさん、いますか?
きっといないです。
頑張っているから、真剣に向き合っているからイライラしてしまうんですよね。
しかも、なかなか周りに認めてもらえない努力…。
大変だけど、やはり離乳食を食べない子を持つママは普通よりも色々挑戦してみないといけません。
どこまで頑張るかというと、
『これだけやって食べないんだから、本当に食べないんだな』と自分が納得するまでなのかなというのが個人的な意見です。
初期〜後期まで、私は自分なりに色々な試行錯誤をしてきました。
それでも食べる量は増えません。
1歳間近のいくらちゃんの食事は、こんなものです。
見た目がひどいのは、そっとしておいて下さいw
こつぶめん大さじ1と、ブロッコリーと豆乳混ぜ混ぜです。
ただし、『私色々やったわ、頑張ったわ』と自分で自分を認めれるようになってからは楽になって、あまり気にしないようにしました。
まだ授乳もしてるし、小さめだけどちゃんと成長曲線だし、悩むことはない!と心から開き直れたんです。
この記事では、初期〜後期までの子供の『食べない!』に私が取ったテクニックをご紹介したいと思います。
もし『あ、これやったことない!試してみよう!』と思うものは試していただいて、
『こんなんとっくにやっている!!!』という技に対してはスルーして頂いて。
十分悩んで既にたくさん頑張っているママさんに私なんぞがアドバイスなんて…!と恐縮する想いでいっぱいですが、
何か新しいアイデアをお届けできたら嬉しいです。
離乳食のステップ毎に対処法を書いているので、目次から読みたいページに飛ぶのもオススメです!
5〜6ヶ月。初期の食べない!
- 離乳食スタート時は食べていたのに今は食べなくなった。
- 最初から全く食べなかった
2つのパターンがあると思いますが、我が娘いくらちゃんは後者でした。
あげても舌で上手に押し戻してきて全然ゴックンしてくれないんですよね…。
そんないくらちゃんに私が取った対処法は、
- なめらかさを追求
- あげる時間を見直す
この2つです。
なめらかさを追求。
これは文字通り、離乳食を飲み込みやすいようになめらか〜にするという事。
今まではおかゆを手で裏ごししていたのですが、どうしても粒感が残ってしまっていたようで。
まだ離乳食に慣れていない赤ちゃんは、少しでも口に違和感を感じるとおえっとしてしまうのかもしれません。
ミルクや母乳といったさらさらのものしか摂取してこなかったわけですし、それに近いものを目指したいものです。
なめらかさを追求するために私がやった事は、
- パンがゆをあげてみる
- 市販のBFをあげてみる
- ブレンダー調理
この3点です。
おかゆよりもパンの方がとろっとなめらかなのか、食いつきは手作業裏ごしおかゆよりもだいぶ良かったです。
耳を切り落とした8枚切り食パンを冷凍しておき(6等分くらいにカットしておく)、食べる時にすり下ろして大さじ3くらいのミルクやお湯でふやかすだけ!
また、こちらの記事にも書いたのですが
はじめて旅行にいった際にお湯を注ぐタイプのおかゆをあげてみたら、すごく食いつきが良かったんです。
私も味見してみましたが、とってもなめらかで美味しくてビックリしました。
作る手間とか考えたら、初期の内はずっとこのおかゆで良いのでは…?!と思いました。
しかし、ブレンダーを使いはじめたらこちらの方がやりやすいなと思いました。
仕上がり、とてもなめらかで感動しました…!!!
すっごくなめらかじゃないですか?
こちらが手作業で裏ごししたものです↓
全然違いますよね!!!
ブレンダーは、離乳食以外の料理にも使えるので一家に一台あっても良いのかなと思います!
私は高いものではなく、安いこちらの商品を使っていますが満足しています!
HR-HB210 廣瀬無線電機 ハンドブレンダー Hi-Rose [HRHB210]
これらの方法でなめらかさを追求し、少しは食べてくれるようになったようななっていないような…←
あげる時間
いつも9時頃あげていたのですが、一口目をあげようとした瞬間から機嫌悪く泣いちゃう事が多かったのです。
もしかして…眠い?!
と思い、少しあげる時間を早めたら食べないものの泣かずに毅然とした態度で離乳食に臨んでくれるようになりました。
この辺のお話は、いくらちゃんの離乳食日記①〜④にも書いてあります。
このように、
『これをしたから食べるようになったよ!』
というお話ではなく、
『初期にはこんな工夫をしてみたよ〜』
という事をシェアさせて頂きます。
7〜8ヶ月。中期の食べない!
中期になると、ほとんどみんな2回食に進んでいるはず。
作る負担は2倍になり、食べてくれないダメージも2倍に…。
ただし、
1回食でも食べないんだから2回食にしても食べないでしょ!という考え、個人的にはおすすめしません。
私が感じたのは、
2回食にすることで食べる練習をする場が増える→離乳食への興味につながる→食べるようになる
ということです。
事実、いくらちゃんは1回食もあまり食べないまま2回食へ移行したら結構食べるようになりました。(当社比)
しかし、食べるようになったと言っても
大さじ1の主食、小さじ2の野菜二種類、小さじ1のタンパク質
と、目安料の半分ほどの量を食べたり食べなかったりの毎日。
この頃から、『この子は本当に食べないんだなあ』と私自身悟りはじめた気がします。
なので、
『どうやったら食べてくれるのかしら』
と悩むよりも
『どうせ食べてくれないけど作らなきゃいけないからものすごく楽な方法で離乳食を乗り切りたい』
こんな考えにシフトしていきました。
そこで登場するのが『取り分け』です。
(もちろんBFも使いまくりです。)
- ちょっとしか食べない
- 中期になってツブツブのものも食べれるように
という風になると、大人からの取り分けがきっと一番楽です。
おとなごはんからの取り分けに関しては、こちらの記事にまとめています。
中期の食べない!には、食べさせる努力よりも自分が楽して作る努力をしていました。
まだ授乳が栄養のメインでもあるし、別に一口も食べなくてもいいんやでという考えでのらりくらりとやり過ごしました。
ちなみに、
この頃ってどろどろ食と固形食の中間にいると思うのですが、離乳食は見向きもしないのに意外とパンをそのまま食べはじめたり…とかもありますよね。
離乳食はその子によって進みも違うし食べる好みも違います。
いつもの離乳食よりパパママが食べているものに興味があって食べてみたい!と思う子はたくさんいると思うので、
あまりにも辛いとか固いとかじゃない限りは少しお皿から取ってあげるのも良い食育だと思います。
それで食べ物に興味を持って離乳食も食べてくれるようになる事もあるかもしれません。
大人ご飯をお裾分けした影響なのかは分かりませんが、中期、一時期いくらちゃんがすごくよく食べてくれるようになりました。
この頃の様子は、いくらちゃんの離乳食日記⑤〜⑦で詳しく書いております。
9ヶ月〜後期の食べない!
後期になってくると、授乳よりかは食物から栄養を摂らないといけないかなと少し焦り出した私です。
個人的に、この後期が離乳食で一番の難関です。
3回食になって作るのも大変だし、栄養を食べ物から摂らせなきゃと謎のプレッシャーがあるし、何より、この時期急に食べなくなる子がぐんと増えるらしいんですよ!!!
なので、後期の食べない…に悩むママさんがたくさんいると思います。
イライラ…しますよね…。
手抜きだし〜と言っても、一応作っているんです。
そのままゴミ箱行きなんて切なすぎます…。
諦めてBF!と開き直ってみても、一口も食べてくれない時なんて『100円が…』とか思っちゃいますよね。
この時期の食べない!には何が正解なのかは正直私にも分かりません。
ただ、私はいくつかささやかな抵抗をしたのでその方法をシェアさせて頂きます。
こちらの記事にまとめています。
要は、
この辺のことを対処法としてやっていました。
3回食は、本当に作るのが大変です。
3回の内1回は固定メニューにして考えるのを放棄するだけで大分楽になると思います。
後期も取り分け食を混ぜつつ、あまり頑張らない方向で離乳食と向き合っていきたいですね。
まとめ
今現在1歳0ヶ月のいくらちゃん。
大人と同じタイミングでご飯を食べるようにしたら椅子に座る時間が増えて、必然的に食べる量が増えたんです…!!!
今までほぼ完食したことのなかった大さじ2の麺をぺろっと完食したのには本当にびっくりしました。
一歳が近づいてきて、大人に余裕のある場合こうして同じ食卓でご飯を食べさせるのもアリかもしれません。
絶対大変でしょ…と最初は私も一緒に食べるのを敬遠していましたが、やってみたら逆に楽でした!
ただし、最初に述べたとおり食べない子は食べないのです。
1歳検診で先生に相談した事もあります。
すると先生は、
食べさせる努力を色々した上で食べないなら、その子は食べない子。成長曲線にいるわけだし、あまり思い詰めないで。
この、自分の努力を認めてもらったかんじが何より嬉しかったですね。
この言葉で心から私は
『これだけ色々頑張って試して食べないんだからいくらちゃんは食べない子なんだ。』と受け入れられて
『もう無理に食べさそうとしなくて良いのか。』
という境地に達する事ができた気がします。
私のお昼ご飯のうどんから1〜2本食べやすい長さに切ってあげるだけ〜とか、
ご飯と味噌汁だけ〜とか、
用意するものも大分楽になりました。
思えば、ネット上でこれだけ『離乳食食べてくれない…』と悩む声が多いのに、
ご飯嫌い!食べない!
っていう大人の方って…あまりお見かけしませんよね。
成長と共にいつかは食べてくれる!そう信じてあまり思い詰めないでください。
離乳食を食べてくれなくても検診などで健康だと分かれば問題なしです!
その子が食に興味を持ったその時からの食育でも全然問題ないのではないでしょうか。
ちなみに私自身離乳食時代からの野菜嫌いだそうですが、高校生くらいで美に目覚めはじめた時に(笑)嫌いだったトマトやナスを食べれるようになりました。
離乳食を食べてくれないという悩みは、とても辛いもの。
けれど、
『食べない子は食べない』
きっとこれが答えなのです。
毎日悩んで頑張っているママさん、本当にお疲れ様です!!!
色々試してみて食べないなら、それを受け入れるのも1つの選択肢です。
自分自身が納得するまで頑張ったら、後は子供が食べたくなるタイミングをゆっくり待ちましょう。