離乳食作りがこんなに手間のかかるものだったなんて…
離乳食って実は初期が1番大変。市販品を使ってどんどん楽していこう!
本記事では、離乳食は初期こそ市販品やベビーフードを使うべき理由について解説しています。
- 離乳食初期の調理が大変な理由
- 常備しておきたいベビーフード
- ベビーフード+取り分けで『考えない離乳食』
離乳食初期は、ママも分からないことだらけ。
私も、1人目の離乳食の時には分からないなりに頑張って手作りで作っていました。
けれど、離乳食初期が終わった頃にこう思いました。
離乳食って、初期こそベビーフードを使うべきじゃない?
これを2人目の離乳食で実践したら、もう楽すぎてサイコーでした。
結論です。
離乳食は初期こそベビーフードを使いましょう。
この記事を読めば、『離乳食は手作りしなくちゃ…』という考えから解放されます。
そして、ベビーフードを上手に使いながら赤ちゃんと過ごせるようになります。
離乳食初期の調理が大変な理由
離乳食初期の調理が何故大変面倒であるか、理由をまとめてみました。
作業量に対して出来あがる量が少ない
初期の定番野菜のにんじん。
2分の1本を柔らかく茹でます。
柔らかくするだけで大変だよね!切り方とか茹で時間とか
次に裏ごしします。
これだけの労力を費やしても、できる量はほんの少し…。
しかも、こし器がオレンジに染まる!洗っても落ちない!笑
- 頑張っても出来る量は少しだけ。
- 調理器具洗うのが面倒
お世話しながらの調理が大変
生後5〜6ヶ月の赤ちゃんはまだハイハイもしないし動きが少ないのでお世話が楽…かと思いきや、そんな事はありません。
起きている時間も増えて、そばにいないと泣いて呼ばれてしまいます。
火をかけたり包丁で刻んだりする作業は抱っこしながらは出来ないのでどうしても赤ちゃんが寝ている時間にやる事になります。
赤ちゃんを起こさないように台所に立つのって結構ストレス溜まるよね
- 冷蔵庫を開けるのもおそるおそる
- 水道を出すにもちょろちょろ
- 起きてしまったら中断しなきゃいけない
こんなに気を使って台所に立つの、嫌だし大変ですよね。
赤ちゃんが食べやすい形状に作るのは難しい
離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんは今までおっぱいやミルクしか口に入れたことがないので食べることに慣れていません。
赤ちゃんが食べやすいように、なめらかなポタージュ状の形状のものを作る必要があります。
でも、このなめらかさを出すのってとても難しい!!!
具体的な例を出します。
離乳食日記に詳しく書いているのですが、私は初期の頃はこのおかゆクッカーを使っていました。
これは、おかゆ自体はレンジで簡単に出来るのですがその後裏ごし作業は手作業でやる必要があります。
手作業での裏ごしは、どうしてもツブツブが残っちゃう
このツブツブのせいで、うちの次女いくらちゃんは全然食べてくれなかったです。
手作業での限界を感じ、ブレンダーで作ってみることにしました。すると、とてもなめらかなおかゆが簡単に出来ました。
初期におかゆを手作りしたい場合は、このブレンダーが必須と言っても過言ではありません。
とにかく手作業の裏ごしでおかゆを作るのはとても大変だったよ!
野菜を茹でて裏ごしをしてペーストにするのはとても大変です。
手作業での裏ごしは本当にオススメしません。手作りをしたいなら、おかゆ作りにも使ったブレンダーを活用しましょう。
ブレンダーを使えば、この通り!
なめらかなペーストに…なってない!!!
という事で、水分を少し足してもう一度ブレンダーにかけてみましょう。
わぁ!キレイなペーストになった!
なってる?
なってない!
よく見ると繊維が切れてなくてビヨーンとなったまま。
結局ブレンダーを使ってもキレイなペーストにならなくて、このあと泣きながら手作業で裏ごしした…
ブレンダー以外の野菜ペースト作りのもう一つのメジャーな方法はコレ。
ほうれん草や小松菜を棒状に凍らせてからすりおろすという方法。
しかし、小さじ1の量を作るだけでも結構大変。頑張ってすってもこれだけです。
お湯をかけてかき集めても、こんなシャバシャバになってしまいました。
最初の内はこれでもいいけど、量が増えてくるとこのやり方は非効率的かな
- 頑張って作っても少量しか作れない
- 赤ちゃんを起こさないように作るのが大変
- 手作りではなめらかに作るのが難しい
以上のことから、離乳食は初期こそベビーフードを活用していくべきなのです。
防災の観点から見ても、月齢にあったベビーフードをストックしておくことは大事だよ!
離乳食初期に常備しておきたいベビーフード
離乳食初期に常備しておきたいベビーフードを種類別にご紹介していきます。
離乳食初期に常備しておきたい①おかゆ
おかゆに関しては、ブレンダーを使って大量におかゆを作るのが個人的に1番楽な方法でした。
でも、ブレンダーを購入する気がなかったり作りたくないというアナタには、フリーズドライのおかゆがオススメ。
大きなスーパーや薬局、赤ちゃん用品店で売っています。
これは、おかゆがパウダー状になっていて、お湯を注ぐだけで簡単なめらかおかゆになるという超便利商品。
普段使いはもちろん、旅行の時にはもはや必需品!
離乳食初期に常備しておきたい②キューブ
キューブタイプのベビーフードは、冷凍されていてチンするだけで良いので便利です。
冷凍キューブはスーパー等には売っていません。これらの食材宅配を利用する必要があります。
3つのキューブの比較記事も書きました!
キューブ一個あたりを解凍した出来上がり量は大体小さじ2〜3。
1回量が離乳食をはじめた初期の初期には多いですが、始めて1ヶ月ほど経つとちょうど良い一食分になります。
ひとつのキューブに色々な野菜を混ぜてくれているものもあって一度に栄養を手軽に取れてイイ!
離乳食初期に常備しておきたい③フレーク
野菜がフレーク状になったタイプのベビーフードは、使い方が色々あって超便利です。
- お湯を注いでなめらか野菜ペーストに
- おかゆに直接振りかけて、栄養をプラス
- 良いとろみ付けになる
- 持ち運べて旅先でも使いやすい
色々なメーカーから出ていて、薬局や赤ちゃん用品店でも購入できるのでチェックしてみてくださいね。
離乳食初期に常備しておきたい④瓶詰め
薬局などで絶対に売っているキューピーの瓶詰めも便利です。
このように、とてもなめらかな野菜のペーストが瓶に入っています。
量が多すぎ?!と思いますが、小さじ1ずつ小分けにして冷凍しておけば使い勝手が良いですよ。
【番外編】離乳食初期に常備しておきたい食材
離乳食初期に常備しておきたい食材もご紹介しておきますね。
ベビーフードにプラスして、この食材さえストックしていればあまり考えることなく離乳食を用意することが出来ます。
おかゆの冷凍ストック
おかゆはベビーフードじゃなくて手作りした方がコスパが良いのかなぁと個人的に思います。
ブレンダーでまとめて作って製氷機で大さじ1ずつ固めたおかゆ。
これさえあれば離乳食はなんとかなります。
食パン
耳を落として細長く5等分ほどにカットしたものをジップロックにいれて保管しています。
これを、冷凍したまますりおろしてミルクや野菜スープ、お湯や豆乳で伸ばせば簡単にパンがゆの完成です。
ミルク
完母の人も、産院や赤ちゃん用品店でミルクのサンプルをもらったりしますよね?
それを規定の量のお湯で溶いて作っておいてから大さじ1ずつ製氷機に入れて固めておくと便利です。
豆腐
小分けになったちょっと良い豆腐は、スプーンで潰すだけでなめらかになるのであげるのが楽です。カンタンに一品になるので常備!
小町麩
比較的あげやすいタンパク質です。
すりおろせば何にでもプラスできるので、ちょっとタンパク質が足りないなと思った時にとっても便利。
私が常備しているベビーフード・市販品まとめ
ベビーフードの常備品です。
冷凍ストックの 常備品です。
小町麩と豆腐は絶対冷蔵庫に入れてあります。
まとめ 離乳食初期はベビーフードのみでも全然大丈夫!
このように、私はおかゆだけは手作りをしていますが他はほとんど全てがベビーフードです。
ビタミンとタンパク質を手作りしなくて良いのはすごく楽!!!
ベビーフードのみあげることに抵抗があるアナタは、今から大人ご飯からの取り分けの習慣を付けちゃいましょう。
ベビーフードのみだとどうしてもあげる食材のレパートリーが決まってきてしまうので、大人ご飯のあげられそうな食材は積極的に赤ちゃんにあげる癖を付けるといいと思いますよ。
大人ご飯からの取り分けってやり方がよく分からない…
そういうアナタは、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
- 離乳食初期こそベビーフードを使うべき
- 常備しておきたいBFと食材の紹介
- ベビーフードのみが心配なら取り分け食を習慣づけよう
ベビーフードに入っている砂糖や化学調味料などが気になる場合
毎日の離乳食作りはとても大変だけど、手を抜ける所は抜いて楽して行こうね!