いくらちゃん、生後7ヶ月になりました。
本記事では、ペーストからつぶつぶ状のものに移行するタイミングや方法について詳しく解説しています。
- 離乳食の裏ごしはいつまで?
- つぶつぶへの移行の仕方
- 中期になると食の選択肢が増えます
生後7ヶ月というと、教科書的にはもう『ゴックン期』は卒業して『モグモグ期』に入る時期。
あの面倒な裏ごし作業はもうしなくていいの?
突然全てをつぶつぶにするんじゃなくて、一品ずつ少しずつ変えて行こう!
この記事を読めば、スムーズにペーストからつぶつぶのものに移行する方法が分かりますよ。
離乳食の裏ごしはいつまですれば良いの?
生後7〜8ヶ月の離乳食中期は、モグモグ期とも呼ばれています。
今までのなめらかペーストではなく、やわらかい粒状のものをモグモグと噛む練習です。
食べ物からの栄養もそろそろしっかり摂りたい時期なので、栄養バランスを考えた主食・主菜・副菜の献立を考えてあげるのが良いでしょう。
また、様々な食材をあげて赤ちゃんの味覚を引き出してあげましょう。
https://babyfood.taraikura.com/text-of-baby-food/
このモグモグ期に入ったら、基本的に裏ごし作業はしなくても良くなります。つぶつぶのものを食べる練習に入りましょう。
モグモグ期に移る目安は、生後7ヶ月を過ぎて以下の兆候が見られた時です。
- 1日2回の離乳食に慣れて上手にゴックンできている
- 自分から口を開けて食べようとする
- お座りが安定してきている
離乳食初期は、野菜のペースト作りがとても大変でしたよね。
でも、この時期になると食材を細かく刻むだけで食べられるようになるのでグッと楽になるよ!
そもそも私は裏ごし作業が嫌いすぎるので市販品に頼りまくっていましたが
離乳食中期。つぶつぶへの移行の仕方
突然全ての食材をつぶつぶにするのではなく、最初はメニューの内どれかひとつだけをつぶつぶ食感にして徐々に増やしていくのがオススメです。
更に言うと、つぶつぶ食=細かく刻むだけでOKになるので大人からの取り分けご飯のハードルが一気に下がります。
このタイミングで大人ご飯からの取り分けにもチャレンジしてみてくださいね。
いくつか例を出してみるよ!
つぶつぶへの移行方法①味噌汁の具を刻む
- 大さじ2の10倍がゆ
- 大根の味噌汁+お麩
- リンゴとニンジンのとろとろ
大人用の大根の味噌汁を、味噌を入れる前に取り出して具を細かく刻みました。
お麩のすりおろしを入れて、とろっと食べやすい食感にしてみたよ。
おかゆなど、そのほかのメニューはまだゴックン期仕様。
でも、やはり喉越しが嫌だったのか嫌がって口からどんどん出てきちゃいました。
つぶつぶへの移行方法②しらす
- 大さじ2の10倍がゆ
- 芋とカボチャのまぜまぜ
- すりおろしりんご
- 刻んだしらす
お湯をかけて塩抜きしたしらすを細かく刻みました。
おかゆとまぜまぜしたら、美味しそうに食べてくれました。
しらすの裏ごし作業は面倒だから、私は刻むだけで良くなる中期からスタートしたよ!
その他はまだゴックン期の形状のまま。
つぶつぶへの移行方法③慣れてきたらこんなかんじ
- 大さじ2の10倍がゆ
- ひきわり納豆
- ニンジンとブロッコリー
10倍がゆにひきわり納豆をそのままのせました。
もうひとつ、ニンジンキューブをチンして大人用の茹でブロッコリーを細かく刻んでのせてみました。
一口も食べなかったけどね!笑
少し慣れてきたので、10倍がゆや野菜ペーストなどのゴックン期の食材に少量つぶつぶを混ぜてあげてステップアップしてみました。
このように、つぶつぶは徐々にあげるものを増やしていきましょう。
- 最初は一品だけつぶつぶ
- 慣れてきたらゴックン食材+つぶつぶメニュー
- つぶつぶメニューのみ
離乳食中期は、食の選択肢がグッと増えます
離乳食中期になると、食のバリエーションが増えます。
具体的には以下の3点。
- 市販のベビーフードの選択肢が増える
- 食べられるタンパク質が増える
- 食べられる量が増える
離乳食中期は市販のベビーフードの選択肢が増える
離乳食初期の市販のベビーフードと言ったら野菜のペーストやフレーク、キューピーの瓶詰めのペーストなど数えるほどしか種類がありませんでした。
しかし、中期になるとおかずやごはんのパウチに入ったタイプのベビーフードが一気に増えます。
これひとつだけあげれば良いので、大分楽になる!
あと、長女たらちゃんの時はなかったけど今回いくらちゃんの離乳食でヘビロテしてるのがコレ!
深めのお皿に月齢別の分量の麺とお水を入れてレンジで3分!そのまま5分放置!
裏ごしとかせずそのままあげられます。
- こつぶめん+青のり
- ブロッコリーとニンジン
- いちご
離乳食中期の子にピッタリのつぶ感とやわらかさですっごくオススメ!
た、たまに失敗するけど……。
離乳食中期は食べられるタンパク質が一気に増える
ゴックン期に食べられるタンパク質は、豆腐やしらすくらいでした。
しかし、モグモグ期からは食べれるモノが一気に増えます。
しかもあげるのが楽なものばかりでうれしいー!
例えばこんなもの
- 高野豆腐
- 納豆
- 粉チーズ
- 鶏ひき肉
- ツナ缶
- 鰹節
他にもささみ肉やレバー、まぐろなどをあげていいのですが、簡単にあげやすいなぁと個人的に思うものを挙げてみました。
離乳食中期は食べられる量も増える
そして、食べられる量も一気に増えます。
ゴックン期の最後の方は、あげられるタンパク質の量は小さじ2でした。
けれど、こうなります。
- 魚や肉→10〜15g
- 豆腐→30〜40g
- 乳製品→50〜70g
- 卵黄→一個
乳製品50gってこの量。
サーティワンのスプーン山盛り5杯強。
うちのいくらちゃんはこんなには食べてくれませんが、みなさんの赤ちゃんはモリモリ食べてくれますか?
また、ビタミンミネラル類ではこんなものを食べられるようになります。
- 青のり
- 冷凍ミックスベジタブル
- ゴマ
- とろろ昆布
料理に使える食材がグンと増えてきましたね。
まとめ 離乳食中期はつぶつぶを噛む練習を始めよう
- 離乳食の裏ごしは中期まで
- 徐々につぶつぶへと移行しよう
- 離乳食中期は食が広がるよ
個人的な振り返りをすると、いくらちゃんは全く離乳食を食べてくれません。
けれど、食べ慣れたゴックン食をあげつつ夕ご飯の取り分けや市販のベビーフードを使ってつぶつぶ食や様々な味に挑戦させていきたいです。
離乳食中期は、食べられる食材も増えて下処理も楽になりママの離乳食準備も少しだけ楽になる時期かもしれません。
とは言っても大変な事には変わりはないので、ベビーフードなどを使いながらゆるっと離乳食生活を頑張っていきましょう!